携帯ではコンテンツがますます細分化
以下の記事で「釣り★スタ」は知っているが、それを保有するサービス「GREE」は知らないという人がいることが紹介されている。
» らられぽーと: 釣り★スタは知ってるけどGREEは知らない—中学生のケータイ利用の実態は
まぁ、そういうことはあるかもしれない、と思う。原稿内でも触れられているが、過去には「SNSってmixiのことでしょ」といったようなSNS=mixi論の話は聞いたことがある。
とはいえGREEはテレビ広告もしているので、この「釣りスタは知ってるけど・・」というデータがどれほど参考になるかはわからない。しかし、これは少なくとも携帯の1つの特性を表しているのではないだろうか。それは、そのサービスが「どこの運営だろうと気にしない」という使い方である。
1つはURLが表示されないという理由があるだろう。また、デザインの観点からUIの統一がわかりやすくはされていない(ヘッダーやフッターがインパクトのある形で共有されにくい)、リンク数が限りあるため、そのサービス内で重要なリンク構造となり、全体の構造は軽視化されるのではないか(グローバルメニューは表示されずローカルメニューばかりになる)などなど。
ブログができてWebの世界は記事単位で構成されるようになってきたが(パーマリンクの誕生)、携帯ではさらに新しい動きがうまれているのかもしれない。
携帯のメールはいつ読まれるのか?
以下でメールマガジンの購読に関する調査結果がありました。
» 「メルマガの件名で読む・読まないを決める」6割、PCでは「夜読む派」、モバイルは「すぐ読む派」【PCと携帯メルマガ購読調査】:MarkeZine(マーケジン)
それによると、携帯ユーザの場合、メールマガジンを読む時間帯は、「午後7~9時台」「午後0~1時台」など夜がやはり強い。ただ依然として「すぐに」というのも5割弱のニーズはある。平日と休日だと、平日のニーズの方が強いようだ。休日はメールを見たくないのだろうか。朝、昼、夕方、夜だと、「夜」「昼」「夕方」「朝」の順。昼が2位なのはランチタイムなのかしら。
場所に関しては、「自宅」「移動中」「会社」とのこと。いつでも読める携帯なのに家で読みたいとは、なかなか意外。
メールマガジンの配信には上記などを気をつけたいところです。
どのような有料コンテンツに携帯ユーザはお金を払うのか
引き続き以下の記事ですが。
» 有料モバイルサイト利用者はiチャネル利用率も高い、人気情報は「天気」–ドコモ・ドットコム調査:モバイルチャンネル - CNET Japan
iチャネルでは天気予報のニーズが強いようです。
また有料サイトを選ぶ基準として、ニュースサイトの場合は「ブランド」、
辞書や医学情報では「情報量」
とのこと。また
有料の情報サイトで1日1回以上アクセスされる比率が最も高いのは健康管理/ダイエットサイト、およびニュースサイトで、次いで妊娠出産や育児のサイト、医学サイト、天気サイト
とのこと。
昨今、健康周りのコンテンツが増えてきましたが(ダイエットやカロリー計算など)、実際、数字で出ているのですね。しかも、このようなコンテンツはユーザの個人情報も取れるので、いろいろなリコメンデーションやターゲット広告にも強そうです。
ニュースサイトや天気サイトは順当ですが「妊娠出産、育児、医学」あたりを深読みすると興味深いです。
以前、携帯で一番検索されているキーワードは「妊娠」という話を聞いたことがありますが、つまりはそういうことなのでしょうか。
あるいは、単純にその世代(女性で子供ができた層)の有料コンテンツニーズが強いのでしょうか。ただ、今後もこのあたりのコンテンツニーズは高まりそうです。
iチャネルの利用者数と売上げ
docomoの有料サイトに関する記事。
» 有料モバイルサイト利用者はiチャネル利用率も高い、人気情報は「天気」–ドコモ・ドットコム調査:モバイルチャンネル - CNET Japan
有料サイトを利用している人の3割くらいがiチャネルを契約しているとのこと。これで有料サイト利用者の母数がわかればiチャネル利用者の数もわかりますね。
ざっくりだと2~3割でしょうか(ソースは以下)。
» ITmedia +D モバイル:携帯有料サイトの利用率が高いのは20代から40代の女性──インフォプラント調べ
そうすると、ドコモの契約者数が5000万前後(参考:TCA、12月の携帯契約数発表―ソフトバンクは20か月連続純増トップをキープ - japan.internet.com 携帯・ワイヤレス)だとすると、この3つを掛け合わせ、5000万×2.5割×3割で、375万人ほどがiチャネルの利用者数とでました。
月に150円×375万人だとすると月額5億くらいの売上げでしょうか。
携帯ゲームって面白いよ
携帯でゲームをする人は日々増えている。昨今はWebサービスでのゲームが主流だが、従来はアプリだった。
いわゆるダウンロードして利用するアプリだ。たとえばドラクエやFFが携帯で遊べるようになった時は多くの人が時間を費やしたものだ。
しかし、私は一度もしたことがなった(実際はズーキーパーを3年くらい前にダウンロードして、そのまま解約するの忘れてずっと払い続けていたのを先日知った)。
周りの友人に聞いてみた。「どんなゲームアプリが面白いの?」と。回答はこのようなもの。
・桃太郎電鉄。ずっと使ってる
・太鼓の達人 ハマル
・ぷよぷよ 頭使うのがいい
などなど。
「ドラクエもやってみたほうがいい?」と友人に聞くと「やめといた方がいい。きりないから」と言われた。それほど、皆がはまりこむものだろう。
確かに、昔はゲームを急にしたくても「かいにいかなくちゃ」という世界だった。ディスクドライブができて、近所のスーパーでもダウンロードできたけど、それはどっかに消えてしまった。そしてPSができて、コンビニで買えるようになったことは革命的だった。
それから、今やネット経由でゲームがかえる。iPhoneもそうだし、携帯もそうだ。その上はオンラインでないとゲームで遊べない世界がきてしまった。セカンドライフにいたっては、ゲームの中にゲームが生まれるという凄い状況まで生み出している。
いやはやゲームの魅力は、人間の根源的な何かに触れるのかもしれませんね。
携帯サイトって面白いよ
携帯サイトって面白いよ
と言われた。
少し驚いた。なぜなら、その人もPC人間で、携帯メールは滅多に返ってこないような人だったからだ(iPhoneは返ってくる)。
しかし、仕事で携帯サイトを使い始めて、はまりこんだらしい。SNSのゲームや、恋愛シュミレーションゲームなどなど。
私も試しに使ってみた。いやはや、非常によくできている。ハマル要素が多い。たとえばGREEの代表的ゲーム、釣りスタだと
・ランダム性
・成長
・コレクション
・ポイント
・適度な難しさ
・シンプル
などのはまる要素がすべて押さえられている。
シュミレーションゲームは個人的にはまらなかったが。最後にその人が言っていた言葉を。
今まで公式サイトばかり見ていてやられた。勝手サイトの方がかなり良くできている。
とのこと。
確かに今や勝手サイトの大きさは、見逃せない大きさになっているようです。
携帯サービスに今からの参入は大変?
以前、携帯サービスを展開されている社長さんとお話した時のこと。
その方は数年前から携帯の月額課金サービスを提供。ある情報を利用できるというサービスで、月額300円ほど。すでに、数万人のユーザがいるそうだ。そのため、毎月1000万円近い金額が入ってくる。
社員はなんと2人。社長とエンジニア。あとはバイトが2人ほど。基本は拡張もいらない。広告をある程度考えるくらいだ。
なんとも素晴らしいビジネス。
ただもちろんアイデアだけで成功したわけでなく、そのコンテンツをもっておられる方とのアライアンスを可能にした人脈や、2000年前後からの早い動きなど、いろいろな成功要因があったのだとは思うのだけれど。
その方に「これから携帯サービスってどうなるんですかね」と聞いた。
すると、「今からの参入は難しいよ。よっぽどエッジの効いたサービスか、マーケティングコストをかなりかけれるところじゃないと・・・」と言われた。
ふむふむ、と思った。モバゲーができたのは確か2004年前後。グリーだってmixiだってそうだ。もっとも、昔からあるサービスゆえにユーザを集めるものも多い。前略プロフなんて最たるものだろう。だから、なんとも言えないな、と思った。
少なくとも、今から「今行われているサービス」に参入するのは難しいだろう。すでにレッドオーシャンだ。携帯の未来にかけた人々やこの課金の強みを知った人々が群がっている。
しかし、携帯はどんどんイノベーションを起こしている。キャリアも昔からの体制を弱めている。アンドロイドやiphoneの登場も新しい動きだ。スループットやメモリ、HDDなどのインフラ・ネットワーク周りだって日々代わって言っている。検索も公式手動から、勝手サイトの拡大、Google検索などの動きも増えてきた。
これらを考えると「時代に応じたサービス」を提供すれば、まだまだ携帯は可能性があるものだろう。
つまり、20年前に「ファミコンは終わった」といっているようなもので。その後にスーパーファミコンは出るし、PSは出るし、今やWii、DSなどの完全に新しいハードウェアが誕生している。
携帯の分野でもそのようなことになるんだろうな、と思っている。どうでしょうか。


















